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香川県における空き家の状況について

香川県の空き家件数・空き家の割合

総務省の「住宅・土地統計調査」によると、香川県内の空き家は年々増え続けており、令和5年時点で、空き家総数は約9万1千5百戸となっています。総住宅数に占める空き家の割合は18.6%(全国平均は13.8%)となっており、これは全国で10番目に高い水準となっています。

香川県における総住宅数、空き家総数、空き家率の推移

「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」の割合

令和5年の住宅・土地統計調査では空き家を下記4種類に分類しています。

二次的住宅
  • 別荘及びその他(たまに寝泊りする人がいる住宅
賃貸用の空き家
  • 新築・中古を問わず、賃貸のために空き家になっている住宅
売却用の空き家
  • 新築・中古を問わず、売却のために空き家になっている住宅
賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家
  • 賃貸用の空き家、売却用の空き家及び二次的住宅以外の人が住んでいない住宅で、例えば、転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など
香川県における空き家総数とその内訳

香川県は総住宅数に占める「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」が9.7%と高い割合になっています(全国で11番目に高い割合、全国平均は5.9%)。さらに空き家総数の内訳でみると52.3%が「賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家」なっており、将来的に管理不全な状態に陥る可能性のある空き家が多いことが分かります。

空き家率の高い都道府県 空き家(賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家)率の高い都道府県
全国平均 13.8% 全国平均 5.9%
徳島県 21.3% 鹿児島県 13.6%
和歌山県 21.2% 高知県 12.9%
鹿児島県 20.5% 徳島県 12.2%
山梨県 20.4% 愛媛県 12.2%
高知県 20.3% 和歌山県 12.1%
長野県 20.1% 島根県 11.3%
愛媛県 19.8% 山口県 11.1%
山口県 19.4% 秋田県 10.0%
大分県 19.1% 長崎県 9.9%
香川県 18.6% 宮崎県 9.9%
岩手県 17.3% 香川県 9.7%

(出典:令和5年住宅・土地統計調査(総務省))

【住宅・土地統計調査】

住宅・土地統計調査は、住宅及び住宅以外で人が居住する建物に関する実態等を調査し、住生活関連諸施策の基礎資料を得ることを目的として、昭和23年以来5年ごとに実施され、令和5年は16回目になります。
今回の調査では、全国で約340万戸、うち香川県は約2万6千戸を抽出し、令和5年10月1日現在で総務省統計局が都道府県、市町村を通じて実施しました。

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