1. TOP
  2. 香川県における空き家の状況について

香川県における空き家の状況について

香川県の空き家件数・空き家の割合

総務省の「住宅・土地統計調査」によると、香川県内の空き家は年々増え続けており、平成30年時点で、空き家総数は約8万8千戸となっています。総住宅数に占める空き家の割合は18.1%(全国平均は13.6%)となっており、これは全国で8番目に高い水準となっています。

香川県における総住宅数、空き家総数、空き家率の推移

「その他の住宅」の割合

平成25年の住宅・土地統計調査では空き家を下記4種類に分類しています。

二次的住宅
  • 別荘及びその他(たまに寝泊りする人がいる住宅
賃貸用の住宅
  • 新築・中古を問わず、賃貸のために空き家になっている住宅
売却用の住宅
  • 新築・中古を問わず、売却のために空き家になっている住宅
それ以外の住宅
  • 左記以外の人が住んでいない住宅で、転勤・入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など
香川県における空き家総数とその内訳

香川県は総住宅数に占める「その他の住宅」が9.6%と高い割合になっています(全国で8番目に高い割合、全国平均は5.6%)。さらに空き家総数の内訳でみると52.9%が「その他の住宅」なっており、将来的に管理不全な状態に陥る可能性のある空き家が多いことが分かります。

空き家率の高い都道府県 空き家(その他の住宅)率の高い都道府県
全国平均 13.6% 全国平均 5.6%
山梨県 21.3% 高知県 12.8%
和歌山県 20.3% 鹿児島県 12.0%
長野県 19.6% 和歌山県 11.2%
徳島県 19.5% 島根県 10.6%
高知県 19.1% 徳島県 10.3%
鹿児島県 19.0% 愛媛県 10.2%
愛媛県 18.2% 山口県 9.9%
香川県 18.1% 香川県 9.6%
山口県 17.6% 宮崎県 9.1%
栃木県 17.3% 三重県 9.1%

(出典:平成30年住宅・土地統計調査(総務省))

【住宅・土地統計調査】

住宅・土地統計調査は、住宅及び住宅以外で人が居住する建物に関する実態並びに現住居以外の住宅及び 土地の保有状況、その他住宅等に居住している世帯に関する実態を調査し、住生活関連諸施策の基礎資料を得ることを目的として、昭和23年以来5年ごとに実施され、平成30年は15回目に当たります。 平成30年の調査では、全国で約370万戸を抽出し、総務省統計局が都道府県、市町村を通じて実施しました。

戻る